- Home
- Buffalo Horn
Buffalo Horn
バッファローホーンの魅力
柄の美しさから、高級車の内装やステッキ・装飾パーツ・アクセサリーなど様々なラグジュアリーアイテムに使用されているバッファローホーン。天然素材特有の一本一本異なる色・柄模様があり、ひとつとして同じものが存在しません。
プラスティックなどの画一的な質感とは違い、天然素材独特の風合いが贅沢な気持ちにさせてくれるラグジュアリーに相応しい素材です。
素材選び
「リッカ」で使用されるバッファローホーンは素材選びから始まります。アジア、中東、アフリカ、南アメリカで家畜として飼われているものが流通しており、特に高品質なインド産の素材を使用しています。
バッファローホーンは白や黒、茶色など天然素材独特な模様があり、ひとつとして同じものがありません。また、部位や角の種類によっての色や透明感の違いも特徴です。黒い部分に白い縞や斑が入ったもの、透明感のある乳白色やブラウンなどは少なく、希少価値が高いとされています。
柄模様や繊維質、硬さ、厚みなどそれぞれ異なるため、ホーン1本1本見極めながら強度、弾力性、デザイン性などメガネに使用するための品質基準をクリアした高品質な素材のみを厳選しています。
素材加工
ホーン形状ではメガネを製作することが出来ないため、板状に加工します。傷など使用できない部分をそぎ落とし、柄模様や繊維方向を考慮しながらカットします。その後、特殊な熱処理と約6ヵ月間プレス加工を行いフラットな状態へ整えます。1本1本異なるホーンの特性を見極めながら、メガネ装用時の変形を防いだり、フィッティングをしやすくさせるためのノウハウが詰め込まれたとても重要な工程となります。
柄合わせ
柄が左右対称になるようなデザイン性と、装用感・フィッティングのしやすさなど機能性も両立させながら柄合わせを行います。一枚の板から一本のメガネを製作することは到底できない、自然が作り出した唯一無二の風合いを損なわないための想いが詰め込まれています。
設計
バッファローホーンの特性を生かした設計を行うことで掛け心地の良いメガネは生まれます。色合いや繊維方向、柄模様によって強度や弾力、復元力がそれぞれ異なります。バッファローホーンの特性を十分に理解し、ミリ単位の寸法を変えながら幾度となく試作を繰り返し検証することで、フィッティングがしやすく、型崩れが少なく、装用感の良いメガネが生まれます。例えば、板状からフレーム形状にカットする際の柄位置や繊維方向など、どの位置に柄模様を配置するかで掛け心地やフィッティングのしやすさは大きく変わります。
クリアコーティング
メガネを末永くお使い頂くために、アレルギーフリーのクリアコーティングを何層も施しています。バッファローホーンは乾燥をとても嫌い、使用中に起こりうる可能性がある汗や整髪料の付着によって劣化します。クリアコーティングを施すことでそれらを防ぎ、長期間の使用が可能となります。また、コーティングが劣化した場合は、再コート修理を行うことで自然の風合いが蘇ります。バッファローホーンの美しい風合いを肌で感じながら、末永くお使いいただくための工夫がされています。